台風を気にしながら読書と勉強

 台風24号がこれから首都圏を直撃しそうで、雨と風が強まりはじめた。町内会の集まりが中止になった。来週も運動会があるのだが、25号が発生しておりこちらも不気味。


 
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 Juliaの勉強。
 関数の前まで来た。累乗のところまで。



 天文学の勉強。昨日読んだスライド資料のまわりのPDF資料をiPadにダウンロードしてよんで遊ぶことにした。iOS標準のファイル・ビューアーでも手書きメモを追加できるのが便利。「現代天文学入門」、「宇宙物理概論」。

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 先日校正をさせていただいた岸本葉子さんの書評。彼女の読書遍歴が垣間見える。アーウィン・ショーの翻訳本を引用しているのだが、明らかに彼女は常盤新平さん訳の本が書棚にありそれを引用している。しかし現在手に入りやすいのは別の訳者の版本。書評読者のためには手に入るものを紹介せざるを得ないというジレンマ…というほど大変な話でもない。

 私も昔の本を他人に紹介するときには、手に入りやすいものを選ぶだろうが、自分のなかでは旧版を大切にしていくのだろう。

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 森鴎外の「かのように」を眺めていたら、「フウベン形の瓦斯暖炉」というのが出てきた。「フウベン形」とはどんなものだろうか。Googleでいろいろ検索し、ジャパンナレッジをひっくり返してみてもわからない。(瓦斯)暖炉の歴史を調べないとだめだろう。

 この小説の主人公は洋行してたくさんの書籍を買い集め、実家の広い部屋に書棚をあつらえて書籍を収めて緑の布で書棚を覆う。毎日読書三昧。まるで「虞美人草」の甲野さんをもっと家庭的に幸せにしたような人だ。大きい書棚というところが羨ましい。